2001年、7月18日から夏休みの旅行として「南イタリア」へと旅立ちました。
今回のパックツアーは「ホリデー」を利用した11日間の旅です。
成田空港、参加者全員が時間どおりに集合しています。
出発予定のアリタリア空港機は、準備に手間取っていて時間が大幅に遅れるとのこと。。。
添乗員さんが確認作業に急に忙しくしています。
しばらくするとアリタリアは運休になったと確認できました。
私達ツアー客 「?????」
添乗員さん 「みなさん、落着いて聞いてください。
ただいまアリタリアが運休になりましたが、
今から1時間後に出発するJALに便を変更しました。
預けた荷物は責任持って移動させますので、
みなさんは、まずターミナルを移動します。
ただし、通常移動経路で動きますと、1時間以上時間がかかってしましい
JALに乗り遅れてしまいます。
したがいまして、乗務員の通用口から移動します。
係りが誘導しますので、見失わないように着いてきてください。
絶対にグループからはぐれないようお願いします。
急ぎ足でお願いしま~す!!」
というわけで、私たちは空港の外に出たり、見たことも無いところからエレベーターに
乗り込んだりと、スリル満点な経験をすることになったのでした。
波乱含みのスタートでしたが、なんとか無事に出発。
こんなとき誰よりも頼りになのはツアーを担当してくださいました添乗員さんです。
当時のシチリアはエトナ山の噴火の影響で、ミラノからナポリ、ナポリからパレルモに航路を
困難にして宿泊場所も到着時間も観光予定も第一日目からバッラバラでした。
添乗員さんは、この道10年のキャリアの持主で、こんな困難をも、ツアー客が納得いくように
すべてをパーフェクトに対処していきました。 ブラヴァ!
写真は、噴火活動中の「エトナ山」
シチリアで最も高い山、標高3340m。ヨーロッパ最大の活火山です。
飛行機上空からは噴火の様子も見えました。